April 23, 2013 / 2:26 AM / 7 years ago

ブラックスワン出現でもシステム崩壊しない安全策必要=中曽日銀副総裁

4月23日、中曽日銀副総裁は22日に米ワシントンで開催された世界銀行主催のイベントで講演し「『ブラックスワン』が出現したときにシステム全体が崩壊しないで済むような安全策が必要」と指摘。写真は3月、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

[23日 ロイター] 中曽宏日銀副総裁は、22日に米ワシントンで開催された世界銀行主催のイベントで講演し「従来の知識では予測しえない事象、『ブラックスワン』が出現したときにシステム全体が崩壊しないで済むような安全策が必要」と指摘した。

また「各国が自国経済の安定化のために行う政策が、世界経済の振幅拡大や国際金融システムの不安定化をもたらし、自国経済に跳ね返ってくる可能性もある」とし、先進国各国が進める金融緩和が副作用を生むリスクも指摘した。

中曽副総裁は、グローバル化が進むに伴い、中央銀行が従来の「最後の貸し手(LLR)」としての機能に加え、金融資産市場を凍結から守る「最後のマーケット・メーカー(MMLR)」としての機能も求められつつある現状について論点整理を行った。

中央銀行が財務基盤の弱体化を懸念して金融資産の買い入れによる「資金供給を絞り込めば、市場流動性の縮小が止まらず、買い入れた金融商品や貸出担保の市場価値の低下が進み、結果として自己資本がき損されるリスクがある」と指摘した。

グローバル化が進めなかで「金融システムの安定化には国家単位の金融システム政策を超えた国際的な規制・監督の仕組みが必要」と強調した。

(ロイターニュース 竹本能文)

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