December 3, 2011 / 5:48 AM / 8 years ago

国連人権理がシリア非難決議、EU制裁発表受けシェルは拠点閉鎖へ

 12月2日、国連人権理事会は、シリアの反政府デモ弾圧を協議する特別会合を開き、アサド政権による「過度で組織的な」人権侵害を非難する決議を賛成多数で採択した(2011年 ロイター/Denis Balibouse)

[ベイルート/ジュネーブ 2日 ロイター] 国連人権理事会は2日、シリアの反政府デモ弾圧を協議する3回目の特別会合を開き、アサド政権による「過度で組織的な」人権侵害を非難する決議を賛成多数で採択した。

投票は理事国47カ国によって行われ、ヨルダン、クウェート、リビア、カタール、サウジアラビアのアラブ諸国や米国など大半が賛成票を投じたが、ロシアと中国は反対票を投じた。

ピレイ国連人権高等弁務官は会合で、シリアの反政府デモ弾圧による死者が、3月のデモ開始から9カ月間で4000人を超えたと発表。また、1万4000人以上が拘束されているとの見方を示した。

一方、欧州連合(EU)は1日に石油や金融取引の分野での対シリア制裁を発表、これを受け英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルRDSa.L.は2日、シリアでの業務を中止することを明らかにした。同社の広報担当者は「社員の安全が最優先事項だ」と強調し、シリア情勢の早期改善を望むと述べた。

英国を拠点とする人権団体「シリア人権監視団」は、シリア北西部イドリブ県で1日に政府軍の離反兵らが空軍の情報施設を襲撃し、少なくとも8人が殺害されたと発表した。反体制派筋によると、同国では3カ月前から離反兵による組織が作られ、その数は約1万人に達している。

複数の人権活動家によると、シリア当局による弾圧は2日も続き、中部の都市ホムス近郊で政府軍がデモに発砲し、男性1人が死亡、10人が負傷した。

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