May 21, 2013 / 1:51 AM / 7 years ago

米スプリントがソフトバンクから合意条項免除、ディッシュと交渉可能に

5月20日、ソフトバンクによる米携帯電話会社スプリント・ネクステルの買収計画に関連し、スプリントはソフトバンクから複数の合意条項の免除を受けた。ニューヨークで昨年10月撮影(2013年 ロイター/Keith Bedford)

[東京 21日 ロイター] 米スプリント・ネクステル(S.N)は20日、買収合意をしているソフトバンク(9984.T)から、一部条項の免除を受けたと発表した。

これでスプリントは米衛星放送サービスのディッシュ・ネットワーク(DISH.O)による対抗買収案を検討できるようになる。スプリント株主の間からは、ソフトバンクに買収条件の引き上げを求める声が上がっていた。

条項免除により、スプリントと同社代理人は、非公表の情報をディッシュに対して開示できるようになるほか、ディッシュとの交渉が可能になる。

ただ、スプリントは引き続きソフトバンク案を支持していると表明。昨年10月にスプリント株式70%を201億ドルで取得することを発表したソフトバンクは、同社の提案に改めて自信を示した。ソフトバンクは21日、買収資金などに充てる目的で4000億円の個人投資家向け社債を発行することを決めた。

4月15日に255億ドルの買収提案をしたディッシュは、条項免除に対し、スプリントの資産査定が可能になると歓迎の意を表明。「当社の提案が優れていることが確認されるだろう」とした。ディッシュは、対抗買収のための資金確保に向け、バークレイズ(BARC.L)やジェフリーズなどと協力している。

一方、ソフトバンクの孫正義社長は4月30日の記者会見で、ディッシュによる買収提案は「不完全」と指摘。同社案のほうが優れているとした上で、条件の見直しは必要ないとの考えを表明した。

スプリントは6月12日に株主総会を開き、ソフトバンクの買収提案を採決する。これまでにポールソンやオメガ・アドバイザーズといったスプリント株主が、ディッシュ案に好意的な考えを示している。

ソフトバンクは、7月1日にはスプリントの買収が完了する見込みとしている。

*内容を追加して再送します。

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