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「グロソブ」の投資先、円が最大のウエートに=国際投信

 12月12日、国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」の通貨別構成比(11月末時点)で円が最大のウエートとなり、前月末時点でトップだったユーロのウエートを逆転したことが明らかに。写真は8月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 12日 ロイター] 国内最大の公募投信である国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」62002137JP.LPの通貨別構成比(11月末時点)で円が最大のウエートとなり、前月末時点でトップだったユーロのウエートを逆転した。

円のウエートは、19%を付けた09年1月以来の高水準となった。

11月末時点の通貨構成比はウエートの高い順に、円が22.5%、ユーロが16.5%、豪ドル14.3%、米ドル13.7%、カナダドル9.7%。10月末時点はユーロが21.1%、円が20%、米ドル13.7%、豪ドル11.3%、カナダドル9.1%だった。

11月に入り「グロソブ」はユーロ圏のうち、イタリア、ベルギー、スペイン各国の国債をすべて売却。11月末時点で保有するユーロ圏の国債はドイツ(10.2%)とオランダ(3.2%)、フィンランド(1.8%)の3カ国となっていた(かっこ内はヘッジ考慮後の組み入れ比率)。

また国際投信によると、11月末から12月8日までの間に、国別投資比率の見直しやキャッシュ比率調整のため、スウェーデン国債、ドイツ国債、オランダ国債を売却。その一方で、米国債を組み入れたとしている。

12月8日時点の通貨構成比は円が22.2%、ユーロが15.9%、米ドル15%、豪ドル14.5%。ユーロと米ドル、豪ドルがほぼ同水準のウエートに並んでいる。8日作成のリポートでは今後の為替市場の見通しについて、長期的には、世界の中央銀行による金融緩和姿勢が維持され、米中を中心とした世界景気が巡航速度での成長軌道に乗ることなどの前提条件がそろえば、市場参加者のリスク資産選好が進むと考えられると指摘。その場合、相対的に低金利の米ドルよりは、高金利の豪ドルや北欧通貨などの周辺国通貨が堅調に推移するとの見方を示している。

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