January 19, 2012 / 8:12 AM / 8 years ago

ドバイのショッピング祭り、世界経済減速で購買力低下も

1月18日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、国を挙げての一大イベント「ドバイ・ショッピング・フェスティバル(DSF)」が今月5日から開催されている。11日撮影(2012年 ロイター/Jumana El-Heloueh)

[ドバイ 18日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、国を挙げての一大イベント「ドバイ・ショッピング・フェスティバル(DSF)」が今月5日から開催されている。今年で17回目を迎えたDSFだが、欧州債務危機の影響などもあり、小売店業者らの思いとは裏腹に買い物客の財布のひもは固いようだ。

DSFは1996年、ドバイの小売や貿易を促進するために始まった。2月5日までの32日間にわたる開催期間中、大規模なセールが行われる他、毎日花火が打ち上げられたり、19キロの金塊が当たるくじなども開催され、海外からも多くの買い物客が訪れる。主催団体は「ドバイ・ショッピング・フェスティバルはドバイ経済に大きく貢献している」と語る。

昨年は同フェスティバルに400万人の来場者があり、計150億1000万ディルハム(約3150億円)の経済効果があったという。これは、ドバイの2010年国内総生産(GDP)の約5%に匹敵する。

フェスティバルに参加する店主らは、今年の売り上げはさらに上昇するのではと期待を寄せている。ある参加者は「今年のフェスティバルの売り上げがとても良くなるという自信がある。多くの中国人やロシア人が訪れており、昨年に比べて今年は2桁の売り上げ増が見込めると思っている」と語った。

しかし、多くの買い物客はこれまでより慎重になるかもしれない。テヘランから買い物に来たという母親は「セールといっても、価格が非常に高い。昨年はとても良かったのに」と不満を漏らした。

ドバイや湾岸諸国の経済は原油価格高に支えられ、概して強い成長をみせているが、減速するかもしれないとの見方もある。ロイターが昨年12月にアナリストに行った調査によると、UAEの経済成長率は2011年の推定3.9%から、今年は3.1%になるとの見方を示した。

HSBCのチーフエコノミスト、サイモン・ウィリアムズ氏は、他の湾岸諸国よりも、ドバイの個人消費は貿易や観光を通してグローバル経済の影響を受けやすいと指摘。「グローバル経済の状況を考えると、小売支出に直接影響を与えやすい観光客の減少が顕著にみられるだろう」と語った。

ドバイでは、卸売や小売業が2010年GDPの約30%を占めており、同分野における景気後退は大きな打撃となる。ドバイのGDPはまた、UAE全体の経済の28%を占めている。

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