January 19, 2012 / 9:07 AM / 7 years ago

イラン制裁の日米実務者協議、邦銀の制裁回避条件は結論持ち越し

[東京 19日 ロイター] イランへの制裁措置について話し合うため来日中のグレーザー米財務次官補とアインホーン国務省調整官らは19日、外務、財務、経済産業など関係省庁幹部との2日間の協議を終えた。

グレーザー次官補は協議終了後、記者団に対し「今後も協議は継続する」と答えたのみで、協議内容についてのコメントを控えた。邦銀への制裁を回避するために必要な原油輸入の削減幅などの詳細については、来週以降に引き続き協議する見通し。

外務省によると18日と19日の2日にわたりのべ4時間弱協議。日本側は原発稼働停止で火力発電への依存度が高まっており原油調達を簡単に削減しにくい日本の状況や、イラン産原油の輸入量を過去5年間で4割削減した実績などを説明。イラン中央銀行と取引を持つ金融機関に対して米金融機関とのドル取引を禁じる米国のイラン制裁法で、邦銀に対して例外規定を適用するよう要請した。

米制裁法(国防授権法)では、原油決済を顕著に減らした金融機関は制裁対象にしないとされているため、日本側は「顕著な削減」の基準などを米側にただしたもよう。イラン産原油の最大輸入国である中国やインドなどの協力がなければ制裁効果が限定される点についても話し合ったもようだ。

なお欧米による経済制裁でドルやユーロ建て決済が難しいイランの原油輸出は円建てが主軸となっている点については議題にならなかったという。

(ロイターニュース 竹本能文:編集 宮崎亜巳)

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