January 30, 2012 / 7:18 AM / 7 years ago

三菱東京UFJ銀行、頭取に平野副頭取が昇格

1月30日、三菱UFJフィナンシャル・グループは、傘下の三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取が退任し、平野信行副頭取が昇格する人事を発表した。写真は昨年1月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 30日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)は30日、傘下の三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取が退任し、平野信行副頭取が昇格する人事を発表した。

永易頭取は代表権のある会長に就き、畔柳信雄会長は相談役に退く。4月1日付。永易頭取は兼務する持ち株会社、三菱UFJフィナンシャル・グループの社長を引き続き務める。当面は、平野氏が銀行経営に専念し、永易氏がグループ全体を率いる体制をとる。会見した平野氏は、今後の成長戦略について「三菱UFJとしてのグループ力強化、グローバル化、財務体質の強化で成長を図りたい」と語った。

永易氏の頭取就任4年を迎えたことから、若返りを図る。平野氏が頭取と社長を一気に譲り受ける可能性も出ていたが、欧州債務危機などでグローバルに経営環境が悪化していることから、段階的に経営体制の刷新を進めるとみられる。平野氏は永易氏より4歳若い60歳。74年に京都大学卒業後、三菱銀行に入行。早くから頭取候補と目されており、順当な人事となった。平野氏は、企画や国際部門などを歴任、海外には13年間勤務しており、「国際派バンカー」として知られる。2008年の米金融大手、モルガン・スタンレー(MS.N)に対する90億ドルの出資では交渉の陣頭指揮を執った。

会見した平野氏は、今後の経営方針について永易頭取の路線を継承すると表明。「三菱UFJとしてグループ強化、グローバル化、財務体質の強化を一段と進めたい」と語った。具体的には、国内の顧客基盤の厚さや海外ネットワークの拡充、財務基盤の強さを生かすとした。今年の4月からスタートさせる次期中期経営計画の柱もこの3本に据えるとした。

中でも海外業務の基軸として、企業向け与信業務、決済業務、市場部門の3部門を挙げ、「与信中心の業務から高度化させる」と方針を示した。

永易氏は、持ち株会社の社長交代時期については、具体的なタイミングは考えてないと語った。

(ロイターニュース 布施太郎 編集:宮崎大)

*内容を追加します。

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