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「モナリザ」最古の複製画公開、来月に本物と並べて展示へ

2月21日、スペインのマドリードにあるプラド美術館で、イタリアの画家レオナルド・ダビンチの弟子が同時期に描いたとされる代表作「モナリザ」の複製画が一般公開された。写真は展示された複製画(2012年 ロイター/Sergio Perez)

[マドリード 21日 ロイター] スペインのマドリードにあるプラド美術館で21日、イタリアの画家レオナルド・ダビンチの弟子が同時期に描いたとされる代表作「モナリザ」の複製画が一般公開された。

同美術館のガブリエーレ・フィナルディ氏は「これまで知られる中で、最も古く重要なモナリザの複製画だ」と語った。

この複製画は、モナリザの顔が本物より若く、明るく描かれている。ダビンチの死後かなりたってから制作された複製画の1枚だと長らく思われていた。

しかし、フランスのルーブル美術館が2年前に調査を依頼。専門家らが調査した結果、黒く塗りつぶされていた下にダビンチが制作したオリジナルに類似した背景が描かれていたことや、モナリザが着ているドレスなどがダビンチ制作当時の16世紀のニュアンスを持ち合わせていることなどが分かった。

複製画は、プラド美術館で3月13日まで公開された後、ルーブル美術館で本物のモナリザと並んで展示される。

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