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「影のCIA」のメール500万通、ウィキリークスが公開

2月27日、政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」は、米情報関連企業「ストラトフォー」の電子メール500万通以上の公開を開始。写真は記者会見を行うウィキリークスの創設者アサンジ氏(2012年 ロイター/Finbarr O'Reilly)

[27日 ロイター] 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」は27日、米情報関連企業「ストラトフォー」の電子メール500万通以上の公開を開始した。

ストラトフォーは「影の米中央情報局(CIA)」とも呼ばれる民間企業。同社は事業内容について、地政学的なリスク分析を行い、購読者に情報を提供していると説明している。購読企業には「フォーチュン500」(米経済誌フォーチュンの米企業トップ500社)に選出された企業も含まれる。

ストラトフォーは声明で、電子メールが盗まれたことは同社に対する脅迫だとし、それには屈しないと強調。一方で、公開される電子メールの一部は「偽造、もしくは変更が加えられた可能性がある」とした。

ウィキリークスは電子メールを入手した経緯を明らかにしていないが、国際的ハッカー集団の「アノニマス」は今年初め、ストラトフォーの社員約100人の電子メールを盗んだとし、内容を公開すると発表していた。

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