March 30, 2012 / 11:58 AM / in 7 years

米「ピンクスライム」問題、州知事3人が工場視察

3月29日、通称「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・インク(BPI)は、州知事3人とメディアを同社工場に招き入れた(2012年 ロイター/Alex Gallardo)

[サウス・スー・シティ(米ネブラスカ州) 29日 ロイター] 通称「ピンクスライム」と呼ばれるアンモニア水で防腐処理された加工肉を製造する米ビーフプロダクツ・インク(BPI)は29日、州知事3人とメディアを同社工場に招き入れた。同加工肉の安全性をめぐる懸念が消費者の間で高まって以来、製造現場が公開されたの今回が初めて。

BPIは26日、テキサス州、カンザス州、アイオワ州の3工場の操業を60日間停止すると発表。同加工肉に関する「誤った情報」が操業停止の直接的な原因だとしていた。

ネブラスカ州サウス・スー・シティの工場に招かれたのは、米大統領選の共和党指名争いから撤退したテキサス州のリック・ペリー州知事のほか、カンザス州のサム・ブラウンバック知事とアイオワ州のテリー・ブランスタッド知事。3人は米牛肉産業支援派として知られ、反ピンクスライム運動は不当な風評被害だとの見解を示し、工場視察中にハンバーガーを食べて見せた。

また、ペリー知事は「こうしたデマが飛び交い始めると、会社が丸ごと倒産する可能性もある」と述べ、ピンクスライム問題が地元経済に与える影響を懸念した。BPI3工場の操業停止では、650人の雇用に影響が出るという。

ピンクスライム肉をめぐっては、安全性への懸念が消費者の間で高まっているのを背景に、米ファストフード大手のマクドナルド(MCD.N)に続き、今月に入ってからはスーパーマーケット・チェーン第2位のセーフウェイSWY.Nと同3位スーパーバリュー(SU.N)も取り扱いを中止している。

ただ、同加工肉は米国ではハンバーガーのつなぎとして広く使われており、米農務省(USDA)や専門家は安全性に問題はないとの見解を示している。

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