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「好きな夢見られるアプリ」、英心理学者らが開発

4月16日、英国の心理学者のチームが音声で夢をコントロールするiPhone向けアプリを開発し、大規模な実験を試みている。北京のホテルで眠る女性。3月撮影(2012年 ロイター/Jason Lee)

[トロント 16日 ロイター] 寝ている間に自分の望み通りの夢を見ることは可能か───。英国の心理学者リチャード・ワイズマン氏らの研究チームが、音声で夢をコントロールするiPhone向けアプリを開発し、大規模な実験を試みている。

ハートフォードシャー大学の心理学教授であるワイズマン氏らが開発したアプリ「Dream:ON」は、iPhoneを通じてユーザーの体の動きを感知し、夢を見るとされるレム睡眠に入ったとき、特定の環境にいるかのような感覚を呼び起こす音風景を流す。現時点では、「西部劇」や「スペースシャトル」、「東京への旅」など20種類の音風景を選べる。

また、ワイズマン氏によると、夢は目が覚める前の20分間で見ることが多いが、目覚めて10秒経つと内容を忘れてしまうため、同アプリにはレム睡眠が終わる時にアラームを鳴らす仕組みもある。ユーザーは自分が見た夢の内容をアプリを通じてデータベースに送信し、それを研究チームが分析していくという。

ワイズマン氏は「朝の気分は目覚め前に見た夢が関係している」と指摘。同アプリでは、望み通りの夢を見ることで気分が良くなり、生産性や幸福感が増す効果を狙っており、うつ病に苦しむ人の助けになることも望んでいるという。

アプリは、先週にエディンバラ国際科学フェスティバルで発表されてから約30万ダウンロードを記録し、すでに20万を超える夢のデータが集まっている。

*本文2段落目の大学名の表記を修正して再送します。

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