April 23, 2012 / 2:46 AM / 7 years ago

JTの小泉副社長が社長に昇格、会長・社長ともに生え抜きへ

[東京 23日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)(2914.T)は23日、小泉光臣副社長(55)が社長に昇格する人事を発表した。木村宏社長(59)は、代表権のない会長に就く。4月26日の取締役会で決定し、6月下旬の株主総会、その後の取締役会で決議される予定。

財務省出身の涌井洋治会長は退任する。これによって、1985年のJT民営化以降はじめて、会長・社長ともに生え抜きが務めることになる。

木村社長は会見で「現中期経営計画のJT―11で約束した経営目標の達成がほぼ確実となり、次期中計の策定にもめどをつけることができた」と、交代の理由を述べた。

小泉次期社長は、経営企画部長や人事担当などを経て、国内外のたばこ事業を担当してきた。

JTは、たばこ事業、食品事業、医薬品事業の3本柱で事業を進めている。小泉次期社長は、たばこ事業について「グローバルな展開を推し進めていきたい。プレゼンスの低い市場はまだあり、地理的な拡大を考えるほか、シガレットだけではなく、新しいたばこのニュープロダクトへのチャレンジも進める」と述べた。東日本大震災の影響を受けた国内たばこ事業では、震災前の2011年2月のシェア(64%)への回復とブランドエクイティへの投資を挙げた。JTのシェアは、12年3月で60%となった。

また、食品事業は、ノンコア分野の整理などが進み「成長のステージに立った」との認識を示した。今後については、同業他社と同水準まで利益率を引き上げることを最優先とし「M&Aは、当面は考えていない」とした。

政府保有株式については、将来的に、全株放出により完全民営化を求める考えは「これまでと変わらない」とした。政府保有株放出時の自社株買いについては「時々の財務状況や投資案件の状況、資本市場の地合いをもろもろ考えるべき」と述べるにとどめた。

(ロイターニュース 清水律子)

*内容を追加して再送します。

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