April 26, 2012 / 6:33 AM / 7 years ago

ソフトバンク今期営業益予想は7000億円超、8年連続最高に

[東京 26日 ロイター] ソフトバンク(9984.T)は26日、2013年3月期の連結営業利益が7000億円を確実に上回るとの見通しを発表した。米アップル(AAPL.O)製の「iPhone(アイフォーン)」を中心としたスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の販売好調に伴いデータ通信収入が増えることが寄与する。

4月26日、ソフトバンクは、2013年3月期の連結営業利益が7000億円を確実に上回るとの見通しを発表した。写真は2008年12月、都内で撮影(2012年 ロイター)

同社が通期の営業利益予想を開示するのは2年ぶり。具体的な数値は公表しなかったが、8年連続の最高益更新を見込む。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、主要アナリスト15人が過去90日間に出した営業利益の予測平均値は7302億円となっている。

会見した孫正義社長は「今期も増収増益を継続する」と述べ、2月に表明している17年3月期に連結営業利益で1兆円を目指す目標も「確実に達成する」と意欲を示した。純利益など他の数値予想は引き続き非開示となっている。

<配当水準は「このレベルで満足せず」>

12年3月期の連結営業利益は前の期に比べ7.3%増の6752億円になった。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、主要アナリスト16人の予測平均値は6793億円で、実績はこれとほぼ同水準となった。

前期純利益は同65%増の3137億円となり、過去最高を更新した。米ヤフー株をはじめ投資有価証券の売却益を計上したことも利益を押し上げた。年間配当を40円と前の期実績の5円から35円増配した。15年3月期に予定していた増配を前倒しで実施する。

孫社長は、これまでゼロとしていた連結純有利子負債の目標を「適正水準」に方針変更したことを明らかにした。連結純有利子負債が12年3月末に5000億円まで減少したと説明し、今後は「財務体質の健全性を維持しつつ、持続的成長に向けた積極投資と株主還元を両立させる」という。

前期配当を前の期実績の8倍にあたる40円としたことについて、「安定的に継続して配当できるという点で、この額になったが、中長期に置いてはこのレベルでは満足していない」と述べた。

携帯電話の電波改善のため、新たに900メガヘルツ帯の周波数の割り当てを受けた同社は、基地局を建設する目的で、今期の設備投資額は6000億円(前期比約16%増)を計画。来期は4500億円となる見通し。

一方、自然エネルギー事業の投資が業績に与える影響については「出資規模は総資産の1%未満。影響は軽微」と話した。

(ロイターニュース 白木真紀;編集 吉瀬邦彦)

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