May 17, 2012 / 9:22 AM / 7 years ago

国内太陽光発電の12年度出荷量、前年の2倍にはなる=太陽光発電協会

[東京 17日 ロイター] 太陽光発電協会の片山幹雄代表理事(シャープ(6753.T)会長)は17日の記者会見で、7月から全量買い取り制度が始まる2012年度の国内太陽光発電市場の出荷量は2.5ギガワット(GW=ギガは10億)以上に拡大するとの見通しを示した。

太陽光発電協会によると、2011年(暦年)の国内総出荷は前年比30.7%増の129万キロワットで初めて1ギガワットを超えた。片山代表理事は「昨年の2倍くらいにはなる」との見方を示した。

全量買い取り制度について経済産業省の委員会は、大規模太陽光発電(メガソーラー)の買い取り価格は1キロワット時あたり42円(税込)で買い取り期間は20年とする案を報告している。この価格について片山代表理事は「メガソーラーを進める上で適した価格だ」と述べた。

シャープ、京セラ(6971.T)、パナソニック(6752.T)など日本勢だけでなく、世界各国の太陽電池メーカーは競争激化による価格下落で収益が悪化している状況だが、片山代表理事は「今回の全量買い取り制度の需要が太陽電池関連メーカーにとってビジネスチャンスだ。さらに、太陽光がもたらす新しい家電製品が出てくる。電気自動車、蓄電池、エネルギーマネジメントシステムなどが日本企業や日本の土俵の中での新しい事業になると期待したい」と指摘した。

太陽光発電システムの国内出荷量は拡大している一方で、11年(暦年)の輸入比率は約20%。10年の国内出荷99万キロワットのうち輸入比率は約12%、09年の48万キロワットのうち輸入比率は10%で、国内では市場の拡大とともに海外メーカーの進出も増えている。

片山代表理事は、今後の輸入比率の伸びについて「日本メーカーがどれだけ頑張るかによるが、これからメガソーラーになると難しい発電所の知見が必要になる。これが日本企業になるのか海外企業になるのか、結果は来年になると分かってくる」と述べるにとどめた。

<国内の住宅用太陽光の設置は累計100万件突破>

また同日、太陽光発電協会は、1994年4月に太陽光発電システムの普及政策が始まって以来、今年4月末で国内の住宅用太陽光発電システムの設置件数が100万件を突破したと発表した。93年の太陽光発電普及策「ニューサンシャイン計画」を受けて94年から補助金を開始。09年に導入の余剰電力買い取り制度で一般家庭の電気料金の倍額での買い取りが開始されたことなどで設置件数が拡大した。

シャープによると、この累計100万件の設置件数うち47万件が、同社の実績だったという。

(ロイターニュース 村井令二)

*情報を追加して再送します。

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