June 20, 2012 / 6:42 AM / 6 years ago

マイクロソフトの自社タブレット、差別化の鍵は「キーボード」

[サンフランシスコ 19日 ロイター] 米ソフトウエア大手マイクロソフト(MSFT.O)は18日に独自開発したタブレット型端末「サーフェス」を発表したが、最も注目を浴びたのは、色鮮やかなキーボード「タッチカバー」だった。

タッチカバーは端末のカバーとしての機能も兼ねており、アナリストらは、他社のタブレット端末との差別化を図る上で決定的なポイントになるとの見方を示している。

タブレット端末市場で独走中の米アップル(AAPL.O)が「iPad(アイパッド)」を発売した当初は、キーボードを持たないタブレットが商業的成功を収められるかどうかについて大きく議論が交わされた。ユーザーの大半は、アイパッドの「仮想」キーボードが長時間の文字入力には向かないと考えている。

最近では端末に接触せずに指示を出せる機能が議論の中心になっており、これにはアップルの音声操作機能「Siri(シリ)」や、体の動きで操作が可能なマイクロソフトのXbox向けデバイス「キネクト」などが含まれる。また、脳から発せられる電気信号にコンピューターが反応する実験も現在行われているという。

しかし現時点では、将来的に操作機能がどのように進化しようとも、マイクロソフトは実証を重ねて改良したキーボードが、他社との差別化を図るには十分だと確信している。

<超薄型デザイン>

    タッチカバーは超薄型デザインが特徴で、その薄さはわずか3ミリ。実キーボードを備えた別タイプの「タイプカバー」は5ミリとなる。マイクロソフトによると、タッチカバーとタイプカバーはいずれも、入力文字の読み取り機能が現在市場に投入されているキーボードよりも10倍速いという。

    開発チームの担当者は、「(タッチカバーは)指先がかける圧力が何グラムかまで感知している」と述べた。

    野村証券のアナリスト、リック・シャーランド氏は、ウェブ閲覧だけでなく、表計算シートや文書の作成などを目的にタブレットを使用する人にとって、キーボードは非常に重要なポイントになる可能性があると指摘。同社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を使用するにはキーボードが必要になる、との見方を示した。

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