July 23, 2012 / 3:39 AM / 6 years ago

ドル78円前半、ユーロ/円は11年8カ月ぶり安値圏

7月23日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安の78円前半。写真は昨年1月撮影(2012年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 23日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安の78円前半。週末の海外時間に、スペインのバレンシア州が中央政府に支援を求める方針を明らかにしたことや、スペイン政府が2013年の経済成長率予測を0.5%のマイナス成長に引き下げたことなどがきっかけにユーロ安が進んだ流れを受け継いでユーロ/円は11年8カ月ぶり安値圏での推移となった。

クロス円での円高に連動しドル/円もじりじりと下値を切り下げた。

午前の取引でドルは高値78.54円から78.15円まで下落。ユーロ/円はオセアニア市場早朝につけた安値94.88円からいったん95円台を回復したものの、正午にかけて下げが加速し、一時94.62円付近まで下落した。売りの中心勢力は海外ファンド勢で、東京勢は「正直言って、お手上げ状態」(運用会社)だという。

ユーロ/円やドル/円では一部輸入勢の買いが散見されたが、「毎日着実に下がっているので、焦って(外貨を)手当てする必要もないだろう」(同)とされ、実需筋は円高のブレーキにはならなかった。

ユーロ/ドルでは、ユーロ発足以来の高値と安値の半値戻しに当たる1.2134ドル付近を割り込んだことで、短期筋を中心とするユーロ売りがドルや円、その他通貨に対して活発化した。

安住財務相はユーロ安/円高について、欧州の経済状況や債務問題への不安が払しょくされていないことを反映している、との見方を示した。また同財務相は為替動向を注視している、とした上で、「投機的、過度の変動には断固たる措置をとるとの考えに変わりはない」と述べた。一方、日銀の白川総裁は23日午前の参議院特別委員会で、日銀は金融緩和を今後も続けるとし、日銀は他の中銀に比べても大胆にベースマネーを拡大してきたとした。しかし、円相場はこれらの発言には反応薄だった。

(ロイターニュース 森佳子)

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