[上海 3日 ロイター] 中国の放送規制当局が、海外のテレビ番組のリメークや家族衝突の過度な描写などを禁止する新たなガイドラインを導入した。国営紙の新京報が報じた。
新京報によると、メディア分野を統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は、過去数日の間に新ガイドラインを導入。海外番組の中国版制作を禁止するとともに、家族間の衝突や歴史ドラマでのジョークを過度に盛り込むことなどを禁止した。
このほか、テレビの連続番組におけるオンラインゲームの取り扱いを規制したほか、文化大革命を題材とするドラマでは英雄と悪役の違いを明確に示すよう求めた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」