[オーククリーク(米ウィスコンシン州) 6日 ロイター] 米中西部ウィスコンシン州・オーククリークのシーク教寺院で銃を乱射して6人を殺害し、その場で警察に射殺されたウェイド・ページ容疑者(40)が過去に米陸軍に所属していたことが分かった。地元警察が明らかにした。
ページ容疑者は1992─98年に米陸軍に所属。米軍筋によると、心理学の専門家やミサイルの修理工として勤務していたが、98年に勤務中に酒を飲んだとして除隊処分となっていた。
また、警察の調べによると、同容疑者が人種差別的なロックバンドのメンバーでもあったことから、白人至上主義者であった可能性もあるとみられている。
事件は5日発生し、39─84歳の男性5人と女性1人が死亡したほか、警察官を含む3人が重体となっている。