August 12, 2012 / 11:22 PM / 6 years ago

エジプト大統領が国防相解任、軍公布の暫定憲法も無効に

8月13日、エジプトのモルシ大統領(右)は12日に軍最高評議会議長のタンタウィ国防相を解任し、軍が6月に公布した大統領権限を制限する改正憲法宣言(暫定憲法)を無効にした。写真左は新国防相に任命されたシシ大将。カイロで12日撮影。大統領府提供(2012年 ロイター)

[カイロ 13日 ロイター] エジプトのモルシ大統領は12日、軍最高評議会議長のタンタウィ国防相を解任し、軍が6月に公布した大統領権限を制限する改正憲法宣言(暫定憲法)を無効にした。

ムバラク政権崩壊後に暫定統治を続けた最高評議会トップのタンタウィ氏は、2日発足したばかりの新内閣でも国防相に留任し、その起用をめぐって議論となっていたが、この日の解任は予想外の発表となった。

大統領報道官は声明で、今回の決定が「最高権力を持つもの」だとし、その狙いが新大統領への影響力を残そうとする軍に「新たな血を注入すること」だと説明した。

大統領は、軍評議会ナンバー2のエナン参謀総長も退任させ、タンタウィ国防相の後任にシシ大将を任命した。

モルシ大統領は発表後、「私が今日下した決定は特定の人物を標的にしたり、ある機関を当惑させたり、自由を制限したりするものではない」と指摘。軍の業績をたたえるとともに、今回の措置で軍が自らの仕事に専念できるようになると述べ、対立色を薄めようとする姿勢も見せた。

エジプトではシナイ半島北部ラファで5日、イスラム過激派の武装勢力による襲撃で治安部隊16人が死亡。この事件が軍の影響力を弱めようとする大統領側の動きを加速させた可能性もある。

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