[ニューヨーク 25日 ロイター] 米ニューヨーク市のブルックリンで25日、孵化(ふか)する直前のアヒルの卵「バロット」の早食い大会が開かれた。
バロットは、フィリピンをはじめアジアの一部地域で人気のある料理で、孵化直前のアヒルの卵をゆでたもの。孵化が近いため、殻の中ではひなの形が確認できる程度にまでになっている。
大会では、5分間でどれだけ多くのバロットを食べられるかを競い、18個を平らげた男性が優勝。「小さな動物を食べているということは考えないようにした」と語った。
また、参加者の1人は「羽が生えていたり、小さな骨があったりする。食べるとパリパリした食感が楽しめる」と語っていたが、声援を送る観客の中には顔をしかめる人もいた。