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日経平均反落、9月中間期末は先物売りに押される
2012年9月28日 / 06:42 / 5年後

日経平均反落、9月中間期末は先物売りに押される

[東京 28日 ロイター] 9月中間期末の東京株式市場で日経平均は反落。スペインの経済改革案発表を好感した欧米株上昇に伴い小高くスタートしたが、先物主導の下げで弱含み、後場は一段安となる場面があった。

9月28日、9月中間期末の東京株式市場で日経平均は反落。都内で20日撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

外為市場では対ドルで円高が進行し、トヨタ自動車(7203.T)などの主力輸出株が軟調。中間期末のドレッシング買いも観測されたが、信用取引に絡む需給の悪さも重しとなった。業種別では、海運や自動車、商社、証券のほか、ディフェンシブ系の医薬品も軟調だった。

格下げ圧力のかかるスペインが、緊縮型の2013年予算案と経済改革の行程表を提示したことで欧州債務懸念は若干後退したものの、世界的な景気の先行き不透明感は根強い。朝方発表の8月鉱工業生産指数速報は事前予想から大きく下振れた。中国の携帯電話生産の落ち込みに伴う電子部品の生産減など、需要の弱さを背景に下振れした業種が目立った。

国慶節を控えて前日に急伸した中国の上海総合指数.SSECが、途中からプラス転換するなど、アジア市場はじり高となったが、東京株式市場は独自の動き。ストップロスの先物売りや小口のインデックス売りに押された。「対ドルで円高が進んだこともあり、先物に大口売りが立て続けに出て、日経平均は下げ幅を拡大した」(国内証券)という。9月中間期末ということで、ドレッシング買いに期待した短期筋の処分売りも出ていた。

週末に期末要因が重なる中で「動けない投資家が多く、押し目買いが入らない。下期入りすれば新規資金の流入も見込めるが、世界景気の減速懸念が強く期待が高まるような状況ではない」(準大手証券トレーダー)との声も聞かれた。また、今春に高値を付けた銘柄が多いために「信用期日に絡む売り物などで需給的には良くない」(国内証券)との見方が示されていた。

外為市場では、ドル/円が77円台前半と円高傾向を強めており、トヨタやホンダ(7267.T)といった自動車セクターが売られた。ユーロ/円も100円台前半で小動きとなり、キヤノン(7751.T)も軟調。前日に年初来高値を付けたアステラス製薬(4503.T)は減益報道を手掛かりに反落した。一方で、自社株買い実施を発表したあおぞら銀行(8304.T)は反発。保有するシンガポールのフレーザー&ニーブ(F&N)(FRNM.SI)株の売却検討報道でキリンホールディングス(2503.T)は続伸した。

東証1部騰落数は、値上がり405銘柄に対し、値下がりが1153銘柄、変わらずが115銘柄だった。

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