March 15, 2013 / 8:23 AM / in 7 years

来週の日本株は底堅い展開へ、緩和期待や良好な需給が下支え

3月15日、来週の東京株式市場は、底堅い展開が見込まれる。日銀新体制下での金融緩和期待などを背景にした好需給は続くとの見方が多い。写真は東京証券取引所で12日撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 15日 ロイター] 来週の東京株式市場は、底堅い展開が見込まれる。内外株式が高値圏で推移しており、テクニカル的に過熱感があるものの、日銀新体制下での金融緩和期待などを背景にした好需給は続くとの見方が多い。

日経平均の予想レンジは1万2200円─1万3000円。

米国の景気回復傾向が鮮明になる中で、世界的にリスクオンの流れとなっている。日銀による早期金融緩和期待に加え、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加で日本の成長戦略がより現実化するとの明るい見通しも広がっている。市場では「本決算に伴う売り圧迫感が後退してくるとみられ、世界景気への期待感などもあり、需給の好転が続くとみている」(SMBC日興証券・株式調査部部長の西広市氏)として、底堅い展開が予想されている。

次期日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁、副総裁に岩田規久男学習院大教授と中曽宏日銀理事を据えた日銀新体制が20日に発足することで、株式市場では、発足後まもなく臨時の金融政策決定会合が開催されるのではないか、との思惑も浮上している。緩和期待などを背景にした為替市場での円安傾向を背景に、来期の企業業績の上振れ期待もある。

テクニカル指標的には過熱感があるが、需給環境は堅調であり「スピード違反ともいえる上げ相場は崩れにくい状況」(国内証券)との指摘もある。上昇一服や調整地合いとなっても、値幅調整とはなりづらく、日柄調整にとどまるとの見方も多い。東京証券取引所によると、3月第1週(4日─8日)の3市場投資主体別売買内容調査では、海外投資家が1兆円超の買い越しとなったが「その後も高水準で日本株には資金が流入している」(国内証券)という。

海外での主要イベントとしては、19─20日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されている。連邦準備理事会(FRB)による積極的な資産買い入れプログラムの縮小ないし停止時期に関し、流動性の縮小が意識されるような何らかの示唆があるか否かが注目されている。買い入れプログラムの縮小について「あまり急がないというニュアンスとなれば株価にはプラス。その逆ならば、高水準にある米国株の利食い売りのきっかけとなる可能性もある」(大和住銀投信投資顧問・経済調査部長の門司総一郎氏)との見方もあった。

(ロイターニュース 株式マーケットチーム)

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