January 11, 2012 / 8:52 AM / 8 years ago

11年独GDP伸び率は3.0%に鈍化、第4四半期はマイナス成長に

 1月11日、ドイツ連邦統計庁は11日、2011年のGDP伸び率が前年比3.0%に鈍化したと発表した。ベルリン南部の自動車工場で2008年4月撮影(2012年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ウィースバーデン(ドイツ) 11日 ロイター] ドイツの昨年第4・四半期国内総生産(GDP)伸び率がマイナスとなり、ユーロ圏の債務危機が堅調だったドイツ経済にも影響を与え始めたことが明らかになった。

連邦統計庁によると、2011年のGDP伸び率は3.0%。東西ドイツ統一以来の高成長を遂げた2010年の3.7%からは減速したものの、ロイターが実施したエコノミスト調査による予想と同じ水準だった。

一方、第4・四半期の成長率(推定値)は約マイナス0.25%。ドイツ経済は好調な内需や輸出を背景にほぼ通年にわたって他のユーロ圏諸国をアウトパフォームしてきたが、ついに債務危機の影響が表れる形となった。

VPバンクのチーフエコノミスト、JOERG ZEUNER氏は「ドイツはユーロ圏内の緊張からそう簡単には逃れられない。それに加え、世界的な需要鈍化により、輸出セクターは厳しい環境に直面している」とした上で、「もう1四半期マイナス成長が続き、テクニカルな意味でリセッション(景気後退)に陥る可能性は明らかにある。ただ、ユーロ圏債務危機がこれ以上悪化しなければ、2012年は0.5%の緩やかな成長が見込まれる」と語った。

ドイツ経済は2008/09年の金融危機から急速な回復を遂げてきたが、昨年終盤になって、ギリシャの債務危機が主な貿易相手国に波及したことから、実体経済に影響が及び始めた。

6日に発表された受注データも、ユーロ圏域外からの受注が減少したことから、ほぼ3年ぶりの急激な落ち込みとなった。

多くのエコノミストは2012年の成長率見通しを引き下げている。ドイツ政府は今年の成長率を1.0%と見込んでいるが、ドイツ連銀は0.6%にとどまると予想。シンクタンクのIMKは、緩やかな景気後退に陥ると予測している。

2011年は民間消費が1.5%拡大し、2010年の0.6%を上回る伸びを示した。失業率の低下が消費拡大に寄与した。

*内容を追加します。

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