February 28, 2012 / 12:36 AM / 7 years ago

S&P、ギリシャを選択的デフォルトに格下げ

[アテネ 27日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ギリシャのソブリン格付け(長期CC、短期C)を選択的デフォルト(SD)に引き下げた。

2月27日、スタンダード・アンド・プアーズは、ギリシャのソブリン格付けを選択的デフォルトに引き下げた。アテネ議会前で22日撮影(2012年 ロイター/Yannis Behrakis)

ギリシャ政府が、一部のソブリン債についての規定を変更、民間の全債券保有者に債券スワップを求める集団行動条項(CAC)を加えたことに対応した措置。

S&Pは、債券スワップの完了後にCCC格に格上げする可能性が高いとしている。

ギリシャについては、フィッチ・レーティングスも先週、債券スワップ計画の発表を受け、投機的格付けで最も低位となる「C」に格下げしており、今回の格下げは広く予想されていた。

S&Pは「ギリシャ政府によるCACの遡及的組み入れに伴い、ギリシャのソブリン格付けをSDに引き下げた」と表明。CACの組み入れにより、対象債券の条件が変更されることになり、債務スワップは「ディストレスト債務再編」に該当するとしている。

ギリシャ政府は24日、民間債権者に対する債務スワップのオファーを正式に発表。民間債権者は額面で53.5%の債務を減免、実質で約74%の損失を負担する。

S&Pは十分な数の債権者がスワップに応じなければ、ギリシャが直ちに支払い不能に陥る可能性があるとしている。

S&Pは、債務者がある特定の債務または特定の種類の債務を選択して不履行としたものの、その他の債務については期日通りに支払いを継続すると判断する場合に「SD」の格付けを付与している。

ギリシャ財務省は今回の格下げについて、予想されていたことであり、国内銀行への影響はないと表明。「ギリシャの銀行システムには影響しない。予想される資金繰りへの影響については、すでにギリシャ中銀が対策を打ち出している」との声明を発表した。

S&Pは、債券スワップが完了しても、ギリシャの経済見通しは不透明で、公的債務も依然として巨額であり、CCC格に格上げする場合も、その点に関する同社の見解が反映される、としている。

*内容を追加して再送します。

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