[ニューヨーク/ワシントン 28日 ロイター] 米航空機メーカーのホーカー・ビーチクラフトが破産法の適用申請を準備している。関係筋が28日、匿名を条件に明らかにした。
同筋によると、ホーカーはセンターブリッジ・パートナーズなどを含む債権者との間で、事前調整型の破産申請を検討している。
同社は旧社名がレイセオン・エアクラフトで、2007年初めにゴールドマン・サックスGS.N傘下のプライベートエクイティであるゴールドマン・サックス・キャピタル・パートナーズとカナダの投資会社オネックスOCX.TOがレイセオンRTN.Nから33億ドルで買収し、ホーカー・ビーチクラフトに社名変更していた。
しかし、2008年の金融危機とその後の景気低迷により、中・小型のビジネスジェット機需要が落ち込み、業績が悪化していた。
ホーカー、オネックスはコメントを拒否。ゴールドマンや債権者のコメントは得られていない。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」