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情報BOX:米FRB当局者の最近の発言
2012年5月8日 / 05:25 / 6年後

情報BOX:米FRB当局者の最近の発言

[7日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は先月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くことを決定。少なくとも2014年終盤まで同誘導目標水準を低水準に維持するとあらためて表明した。

ロイターが実施した米プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)調査では、FRBが最終的に量的緩和第3弾(QE3)の実施に踏み切るとの見方が後退したが、QE3実施の確率は依然として3分の1程度となった。

今後の政策の方向性をめぐるFRB内部の議論は、まだ収れんしていない。次回のFOMCは、6月19─20日に開催される。

最近の主なFRB当局者発言は以下の通り。(アスタリスク「*」がついている当局者は、2012年のFOMCで投票権を持つメンバー)

*◎ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁(5月7日)

「高水準の失業率が不十分な支出でなくファンダメンタルな要因を反映したものであるならば、刺激策はほとんど効果がなく、インフレを押し上げるリスクを高めるだけだ」

*◎ウィリアムズ・サンフランシスコ地区連銀総裁(5月4日)

「私の予想以上に景気を悪化させかねないかなりのリスク(要因)が存在する。こうした状況下では、極めて緩和的な金融政策の継続が重要だ」

*◎ウィリアムズ・サンフランシスコ地区連銀総裁(5月3日)

「われわれの政策は適切に調整されている。現時点でQE3の実施を支持しない」

*◎ロックハート・アトランタ地区連銀総裁(5月3日)

「(追加緩和は)実際的な選択肢だ。ただ現在よりも深刻な状況のために備えておくものだ」

◎プロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁(5月3日)

「QE3は適切な政策選択とは思えない」

*◎ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁(5月2日)

「経済情勢が急激に悪化しない限り、追加金融刺激を正当化することは極めて難しいだろう。私は景気の急激な悪化を想定していない」

*◎ロックハート・アトランタ地区連銀総裁(5月1日)

「現実問題として、インフレ率が上昇するとは考えていない。意図的に上昇させることもない」

◎プロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁(5月1日)

「人々は、FRBがインフレ率を中期的に2%近い水準に維持すると予想する権利がある」

◎エバンズ・シカゴ地区連銀総裁(5月1日)

「景気を支援するため、政策を緩和する余地がかなりあると依然として考えている」

◎フィッシャー・ダラス地区連銀総裁(4月30日)

「まだ出口の準備はできていないと思う。今年の経済状況を見守る必要がある」

*◎ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁(4月27日)

「私の現在の判断では、インフレ圧力の出現を防ぐため、2013年半ばまでに利上げが必要になる」

*◎バーナンキ議長(4月25日)

「依然として、目標達成に必要であれば、バランスシートに関する新たな措置を講じる用意は全面的にある。当面はおおむね正しい位置にあるとみられる」

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