June 1, 2012 / 12:27 AM / 7 years ago

カナダ研究者、武田「アクトス」のがん発症リスクに関する論文発表

[ロンドン 31日 ロイター] 英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル電子版は31日、ピオグリタゾンを含有する武田薬品工業(4502.T)の糖尿病治療薬「アクトス」に関するカナダの研究者らによる論文を掲載した。

論文は、アクトスの服用によって膀胱(ぼうこう)がんが発症する絶対リスクはなお低いものの、アクトスを2年以上服用すると、がんの発症リスクが倍に上昇すると指摘している。

論文は、1988─2009年に新たに糖尿病治療を受けた英国の患者11万5000人余りの記録を分析し、リスクを数量化している。

分析では、2年もしくはそれ以上にわたってアクトスが投与された場合、複数年で10万人当たり88件、2万8000ミリグラム(mg)以上を服用した患者では137件の追加的症例が見られたことが分かった。

アクトスと膀胱がんの関連性に対する懸念は昨年、欧米の監督当局がリスクについて警告したことで注目を集め、同薬の売り上げに影響を与えた。

武田は論文について、2型糖尿病治療におけるピオグリタゾンを含有する製剤の有用性に自信を持っており、これまでと同様、ピオグリタゾンを含む全ての自社製品に関する安全性と忍容性の評価を継続するとともに、患者の安全性を最優先に考え、適切に対応していく、とのコメントを発表した。

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