May 21, 2012 / 2:27 AM / 8 years ago

ギリシャ急進左派連合の党首、「われわれは反欧州ではない」

5月21日、ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は、欧州の左派勢力による支持を求めて独仏などの訪問を開始。7日撮影(2012年 ロイター/Yorgos Karahalis)

[アテネ 21日 ロイター] 先のギリシャ総選挙で緊縮策撤回を求めて第2党に躍進し、再選挙で旧連立与党の新民主主義党と大接戦を繰り広げている急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は「話し合う時だ」というメッセージを掲げ、欧州の左派勢力による支持を求めて独仏などの訪問を開始した。

ツィプラス党首は出発に先立ちロイターのインタビューに応じ、若者の支持を集めた戦闘的な表現を交えながらも、ギリシャがユーロ圏にとどまるため交渉を求める考えを繰り返し表明。緊縮策を和らげ成長を目指す新たな政策を求めるオランド仏大統領らとの連携に期待する考えを示した。

欧州訪問では各国の政府当局者と会談する予定はないが、フランスの大統領選に立候補したジャンリュック・メランション氏やドイツのグレゴール・ギジ氏ら、左派の有力政治家と会談する予定。独仏両国の国民にメッセージを伝えるため、パリとベルリンで記者会見も予定している。

ツィプラス党首は「われわれは全く反欧州勢力ではなく、欧州の社会的結束を守るために戦っている。主要勢力が緊縮策を主張すれば欧州が不安定化し、ユーロ圏が崩壊する恐れがあるため、おそらくわれわれは欧州で最も親欧州的な勢力だ」と語った。

ギリシャが3月に国際社会から支援を受けるために合意した緊縮策については「紙くず」になったとする一方、自分が政権を取ればギリシャをユーロ圏内にとどめる新たなポリシーミックスを模索すると指摘。「確かに、われわれは欧州の支援と資金が欲しい。しかし、欧州の納税者のカネを無駄にしたくはない。これまでの2度の支援は底なしのごみ箱に投じられた。それが続けば、6カ月以内に3度目の救済が必要になる。欧州の人々や指導者はその事実を認識すべきだ」と述べた。

また、緊縮策に固守しているメルケル首相に対して成長策を求める声が内外で高まっていることについて、「メルケル首相は初めて極めて孤立している」とコメント。「ギリシャだけでなく、スペイン、ポルトガル、イタリア、アイルランドなど、緊縮策に基づく財政再建プランが実施されている国では、そうした政策が明らかに失敗に終わっている」と述べた。

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