July 25, 2012 / 11:29 PM / 6 years ago

イタリアがインフレ連動債を約13億ユーロ買い戻し、固定金利債と交換

[ミラノ 25日 ロイター] イタリアは25日、約13億ユーロのインフレ連動債を買い戻した。ソブリン格付けが引き下げられたことにより、一部保有者が売却を余儀なくされていることに対応した措置。4種類のインフレ連動債を固定金利の国債と交換した。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスが7月半ばに、イタリアの格付けを2段階引き下げ。これにより、イタリアのインフレ連動債が7月末をもって代表的な投資指標から除外されることになり、一部ファンドが売却している。

財務省は25日、償還年限が2017年、2019年、2023年、2035年のインフレ連動債、総額13億2600万ユーロを買い戻し、代わりに固定金利の2017年償還債を11億6000万ユーロ発行した。

財務省は声明で「インフレ連動債の投資家のニーズに対応し、同債券の転売市場取引を支援する今回の措置で、わが国の債務は約3億7000万ユーロ減少した」と表明した。

26日に予定されていたインフレ連動債入札も実施せず、ゼロクーポン債入札のみとなる。これまでは、ゼロクーポン債とともにインフレ連動債も入札が行われていた。

あるトレーダーは、目先、インフレ連動債の発行はない見通しを示したが、9月に予定する117億ユーロの償還が需要を押し上げる可能性があるとみている。

ウニクレディトのアナリストは、26日の入札がゼロクーポン債のみになったことは、債券投資家にとって若干の支援材料と指摘。

「債券交換入札は、現在のような流動性が比較的低い市場環境に対応することなく投資家がインフレ連動債を売却する機会を提供することになる」とリポートで指摘した。

25日の市場で2021年9月償還インフレ連動債は5.67%。ムーディーズの格下げ前から84ベーシスポイント(bp)上昇している。

27日には期間6カ月の入札、さらに30日には3年、5年、10年債の入札が予定されている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below