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米国の干ばつは1956年以降で最悪、トウモロコシさらに高騰か

[シカゴ 16日 ロイター] 米海洋大気庁は16日、米中西部を襲っている干ばつについて、1956年以来最悪の干ばつであり、北西部にも拡大しているとの報告書をまとめた。

7月16日、米海洋大気庁は米中西部を襲っている干ばつについて、1956年以来最悪で、北西部にも拡大しているとの報告書をまとめた。写真は12日、干ばつの被害を受けたアイオワ州のトウモロコシ畑で撮影(2012年 ロイター/Adrees Latif)

パーマー干ばつ指数によると、6月は米国本土の55%が中程度から極度の干ばつに見舞われた。これは1956年12月以来、最悪の干ばつという。

中西部と中部・北部平原地域のほとんどが中程度から極度の干ばつに見舞われているほか、コロラド州のハイプレーンズ地域でも深刻な干ばつが起きている。

これまで今回の干ばつは1988年以降で最悪とされていた。

米国の農業生産は干ばつで大きな打撃を受けている。

農務省が発表したトウモロコシの作柄状況は「優」と「良」の割合が9%ポイント低下し31%。低下幅はロイター調査で予想されていた5%ポイントを大きく上回った。

大豆も「優」と「良」の比率が6%ポイント低下し34%となった。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物 は6月中旬以来54%急騰している。

トウモロコシ価格の高騰が続けば、スミスフィールド・フーズSFD.Nやタイソン・フーズTSN.Nなど食肉業者やエタノール生産業者の利益率が圧迫される可能性がある。来年にかけて米国で牛肉・豚肉価格が上昇する可能性も指摘されている。

最新の気象予報によると、中西部の干ばつはさらに悪化する見通し。気象関係者はトウモロコシ、大豆の作柄状況が一段と悪化すると予想している。

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