September 7, 2012 / 3:02 AM / in 8 years

英金融監督当局、国内銀行にユーロ崩壊へのリスクに備えるよう指示

9月6日、英FSAは英国の大手銀行はユーロ圏から一部の国が離脱したり、ユーロ圏全体が崩壊するリスクへのエクスポージャーを依然として数百億ユーロ抱えているとして、各行にエクスポージャーを削減するよう求めた。8月撮影(2012年 ロイター/Michaela Rehle)

[ロンドン 6日 ロイター] 英金融サービス機構(FSA)は6日、英国の大手銀行はユーロ圏から一部の国が離脱したり、ユーロ圏全体が崩壊するリスクへのエクスポージャーを依然として数百億ユーロ抱えているとして、各行に対し、そうしたエクスポージャーを削減するよう求めた。

FSAは国内の主要銀行に対し、ユーロ圏の一部加盟国がユーロを放棄して自国通貨に戻ることに伴うリスクに備えるよう指示。そうした場合、銀行が保有する資産の価値が下落しても、負債の価格も下落するため相殺されるが、資産と負債のミスマッチでそうした相殺機能でまかなうことのできない「リデノミネーションリスク」に関するデータを提供するよう求めていた。

各行が明らかにしたデータによると、「リデノミネーションリスク」が最も目立つのは、スペインのサンタンデール(SAN.MC)の英国子会社であるサンタンデールUKと、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)、バークレイズ(BARC.L)。ただ、その多くはヘッジされているという。

サンタンデールUKは、ユーロ建て資産に比べユーロ建て負債が350億ポンド多いとしながらも、エクスポージャーの大半はヘッジしており、ネットのエクスポージャーは1億ポンドだと明らかにした。

バークレイズによると、スペインにおける資金調達のミスマッチは6月末時点で25億ポンド(40億ドル)で、今年初めの121億ポンドから縮小した。スペイン、ポルトガル、イタリアにおけるミスマッチは6月末時点で228億ユーロ。

RBSは、アイルランドとスペインにおけるミスマッチが240億ユーロあったが、スペインでのミスマッチは著しく縮小する方針だと明らかにした。

HSBC(HSBA.L)は、「ユーロ圏メジャー・インシデント・グループ」と呼ばれる対策グループを立ち上げたことを明らかにするとともに、「1つあるいはそれ以上の国がユーロ圏から離脱する著しいリスクがある」との認識を示した。

RBSも、ユーロ圏から離脱する国が出ることが「特に懸念すべき問題」であり、ユーロ圏全体の崩壊につながる恐れがあると指摘した。

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