[タンパ(米フロリダ州) 30日 ロイター] ロイターとイプソスが実施した最新の世論調査によると、11月6日の米大統領選に向けた共和党の候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が支持率でオバマ大統領(民主党)を追い抜き、僅差ながらリードしている。今週フロリダ州タンパで開かれた共和党の全国大会が追い風となった。
調査は27─30日の4日間にかけて、登録有権者1481人を対象にオンラインで実施。その結果、支持率はロムニー候補が44%、オバマ大統領が42%で、ロムニー氏がわずかながらリードに転じた。
投票予定有権者を対象にした週初のロイター/イプソス調査では、オバマ大統領が46%で、42%だったロムニー氏を4ポイント差でリードしていた。
イプソスの調査担当者、ジュリア・クラーク氏はロムニー候補が3日にわたった共和党大会で追い風を受けたことが示されたと指摘。「党大会は彼(ロムニー候補)にとって非常に順調に進んだ」としている。
いわゆる「党大会効果(convention bounce)」は大抵は長続きせず、オバマ大統領が来週ノースカロライナ州シャーロットで開かれる民主党の全国大会で同党の大統領候補への指名を受諾すれば、今度は同氏の支持率がアップすることも予想される。
ただ、今回の調査結果は、民主・共和両陣営が党内の盛り上げと選挙の行方を左右する可能性がある激戦州の無党派層へのアピールに努めるなか、オバマ、ロムニー両氏の支持率が拮抗(きっこう)していることをあらためて示している。