October 31, 2012 / 3:12 AM / 6 years ago

S&Pがアルゼンチンを格下げ、債務管理リスク高まると指摘

[ブエノスアイレス 30日 ロイター] 格付け機関スタンダード&プアーズ(S&P)は30日、アルゼンチンのソブリン格付けを「B」から「Bマイナス」に引き下げた。格付けの見通しはネガティブ。

S&Pは声明で「格付けの引き下げは、アルゼンチン政府の債務管理リスクが高まるとの見方による」と説明した。

30日には、S&Pに先立ちフィッチ・レーティングスがアルゼンチンの格付けを下げる可能性のある「ネガティブウォッチ」に指定した。

S&Pとフィッチの措置をもたらしたのは、アルゼンチンの債務問題をめぐる米裁判の判決。

アルゼンチンは経済危機に陥っていた2002年に大規模なデフォルト(債務不履行)を起こした。デフォルトした約1000億ドルの債務のうち、約93%は債務交換で再編されたが、交換に応じなかった債権者が支払いを求める裁判が今も世界各国で続いている。

米連邦控訴裁は26日、アルゼンチン政府が、交換に応じた債権者に支払い、交換に応じなかった債権者への支払いを拒むのは、すべての債権者を公平に扱うというルールに違反する、と原告のファンド会社に有利な判決を下した。

S&Pは、判決について「事実上アルゼンチンの債務を増やし、債務負担を重くする」と指摘。フィッチは、判決によって「アルゼンチンがニューヨークの法律に基づき発行した債券の返済能力について不確実性が高まった」として、今後格付けを引き下げる可能性があるとした。

アルゼンチンは米裁判の原告のような投資ファンドを「ハゲタカファンド」と呼んでいる。判決を不服とし、徹底的に戦う方針。ロレンシノ経済財務相は29日夜、ツィッターで、「ハゲタカファンドには一切支払わない」などと述べた。

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