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ナスダックが欧州に先物取引所を新設、売り込み図る
2012年11月2日 / 06:27 / 5年前

ナスダックが欧州に先物取引所を新設、売り込み図る

[ロンドン 1日 ロイター] 証券取引所運営のナスダックOMXグループ(NDAQ.O)が、ロンドンに先物取引所「NLX」を新設する。欧州の取引所間の競争激化につながるとみられ、ナスダックは、トレーディング会社にインセンティブを提供して、新取引所の売り込みを図っている。

11月1日、証券取引所運営のナスダックOMXグループが、ロンドンに先物取引所「NLX」を新設する。ニューヨークで7月撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

NLXは規制当局の認可が下り次第、来年第1・四半期に取引をスタートする予定。

ナスダックOMX・NLXのシャーロット・クロスウェル最高経営責任者(CEO)は「マーケットメイクと取引量の拡大に向け、顧客グループとさまざまなインセンティブを協議している」と述べた。

具体的な内容についてはコメントを控えたが、欧州で過去に取引所が新設された際には、手数料の引き下げ、利益の分配、株式譲渡といったインセンティブが提供された。

NLXは、欧州の金利先物商品を上場する予定。NYSEユーロネクストNYX.N傘下のLIFFE、ドイツ取引所(DB1Gn.DE)傘下のEUREXと競合することになる。

欧州では短期の金利デリバティブ商品は主にLIFFEで、長期の金利商品は主にEUREXで取引されている。

クロスウェルCEOは「手数料は安くするが、それだけでは不十分だ」と指摘。ナスダックは欧州の決済機関LCHクリアネットと提携し、短期・長期双方の商品を同じ決済機関で取引できる体制を整えており、NLXを利用すれば顧客はさらにコストを節約できるとアピールした。

欧州では2008年、投資銀行の連合がLIFFEやEUREXに競合する新取引所の創設を目指したが、決済機関が見つからず、断念したといわれている。

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