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スイスフランの上限堅持、資金の流入が依然脅威=スイス中銀総裁
November 16, 2012 / 8:07 AM / in 5 years

スイスフランの上限堅持、資金の流入が依然脅威=スイス中銀総裁

[チューリヒ 16日 ロイター] スイス国立銀行(SNB=中銀)のジョルダン総裁は16日、スイスフランの上限を堅持するとの考えを示した。資金の流入が依然として脅威だとしている。

11月16日、スイス国立銀行のジョルダン総裁は、スイスフランの上限を堅持するとの考えを示した。写真は昨年7月、ワルシャワで撮影(2012年 ロイター/Kacper Pempel)

チューリヒで行ったスピーチのテキストによると、総裁は「2011年9月にスイスフラン相場の上限を設定した背景理由は有効性を維持している」と指摘。「多くの国における金融問題により、安全資産として資金が流入する可能性が引き続き基本にある。加えて、現在の相場では、スイスフランは高止まりしており、スイス経済の重しとなっている」と述べた。

SNBは、1ユーロ=1.20スイスフランにフラン相場の上限を設定している。

総裁は「この措置は、スイス経済の安定に明白な貢献をしてきた。輸出産業は再び勢いを得ており、根を下ろす危険があるデフレ期待を防いだ」と評価した。

スイスフラン相場維持のための介入により、SNBの外貨準備はスイスの国内総生産(GDP)の約70%に膨らんでいる。

ただ、9月以降のユーロ圏の緊張緩和により、スイスフランは1ユーロ=1.21スイスフランに向かって下落。SNBはユーロ以外に外貨準備を多様化することが可能となっている。

ジョルダン総裁は、外貨準備の多様化を図ることで為替リスクを減らす努力をしていると指摘。「ただ、金融政策を最優先としており、これは多様化の幅は限られることを意味している」と述べた。

*情報を追加して再送します。

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