[マニラ 28日 ロイター] フィリピン中央銀行のギニグンド副総裁は28日、2012年のフィリピンの経常黒字が68億ドルと、従来予想の27億ドルを大幅に上回るとの見通しを明らかにした。
フィリピン政府は、12年の輸入・輸出の伸びを従来予想から引き下げ、それぞれ7%、8%としている。
ただ、ギニグンド副総裁は経済関連の会議後に記者団に対し、12年の対フィリピン海外直接投資(FDI)が15億ドルと、それまでの予想の12億ドルを上回るとの見通しを示した。
フィリピンの1─10月の経常黒字額は64億4000万ドルだった。
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