[ウィーン 8日 ロイター] オーストリア政府は8日、ノボトニー中央銀行総裁を再任した。ファイマン首相が閣議後明らかにした。
任期は6年。ノボトニー氏は68歳で、2008年から現職にある。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーも引き続き務めることになる。
ファイマン首相は「彼は、冷静さと欧州レベルでも定評のある高い専門知識を兼ね備え、昨今の厳しい状況の中、多大な信頼を得てきた人物」と再任の理由を説明した。
ノボトニー総裁は、ドイツなどからの批判に反論し、ECBの政策を擁護する上で中心的な役割を果たしてきた。
一方、積極的にインタビューに応じるなど、一部で多弁過ぎるとの指摘も出ているほか、試験的な政策の提案にも意欲的で、過去に理事会メンバーと衝突したこともある。
6月には69歳を迎えるため、任期を全うするかどうかは不透明な情勢。関係筋によると、ECB専務理事を務めたトゥンペルグゲレル氏に任期途中で交代する可能性もある。