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10月中国住宅価格は前月比上昇、回復基調裏付け
2012年11月18日 / 23:42 / 5年後

10月中国住宅価格は前月比上昇、回復基調裏付け

[北京 18日 ロイター] 10月の中国主要70都市の新築住宅価格は9月から0.05%上昇した。最近の中国不動産市場の穏やかな回復を裏付ける結果となったが、住宅価格の抑制に取り組む政府にとっては、気になる兆候と言える。

11月18日、10月の中国主要70都市の新築住宅価格は9月から0.05%上昇した。安徽省合肥で15日撮影(2012年 ロイター/Jianan Yu)

70都市の価格は、中国国家統計局が18日発表したデータに基づきロイターが算出した。国家統計局は2011年1月から全国平均価格の公表を取りやめ、主要70都市の価格を公表している。

前月比での上昇は、中国人民銀行(中央銀行)が6月、7月と連続で利下げを実施して以降3回目。9月は横ばいだったが、7月、8月と前月から上昇した。利下げによって住宅融資を受けやすくなったほか、一部地方政府が不動産市場を支援する方向に政策を調整したことが背景。

前年比では1.1%下落。2年余り続く政府の不動産抑制策で、8カ月連続の前年割れとなった。しかし、下落幅は前月の1.3%から縮小した。

前月比の上昇傾向で当局は不動産価格上昇への懸念を強め、北京などが規制を強化するとみられている。

CEBM(上海)の不動産アナリスト、Luo Yu氏は、住宅価格の上昇圧力が今後数カ月くすぶり続けると予想しており「当局は、住宅販売規制の対象を価格が急上昇している都市に拡大するなど、政策を強化するだろう」と述べた。

姜偉新住宅都市農村建設相は12日に、不動産購入規制を緩和する予定はない、と述べ、政府が住宅市場の回復を容認するのではないかとの観測を否定した。

<価格が上昇する都市が増加>

10月は、70都市中12都市で価格が前年比で下落。だが、前月比では、35都市が上昇し、9月の31都市から上昇の動きが広がった。

国家統計局の都市別データによると、北京は前月比0.2%上昇、上海は横ばい。前年比では、北京が0.2%下落、上海は1.3%下落だった。

いくつかの地方政府が不動産市場支援へ規制緩和に動き、ここ数カ月、不動産販売は回復する傾向にある。

国家統計局が9日発表した10月の不動産販売額は前年比31.7%増。9月の4.9%増から伸びが大幅に加速した。最大手、万科企業(000002.SZ)の10月の不動産販売高は前年同月比33%増だった。

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