February 1, 2013 / 6:37 AM / 6 years ago

アジア各国のイラン産原油輸入量が2012年は4分の1減少

[シンガポール/東京 1日 ロイター] アジア各国に対するイラン産原油の輸出量が、2012年は4分の1減少した。米国の対イラン経済制裁の影響で、今年の出荷量は少なくとも12%減少する見通しだ。

2月1日、アジア各国に対するイラン産原油の輸出量が、2012年は4分の1減少した。写真はイランの国旗、昨年2月撮影(2013年 ロイター/Morteza Nikoubazl)

政府や業界のデータによると、主要なアジアのイラン産原油輸入国は、2012年は日量平均109万バレルに輸入量を削減した。2013年の契約では、少なくとも日量13万5000バレルの追加削減が計画されていることが示されている。

ロイターの試算によると、この1年でイランはアジアで140億ドル相当の輸出機会を失った。イラン産原油の輸出は先月、欧州連合(EU)が昨年7月にイラン産原油の輸入を禁止して以降で最高の水準となったが、米国はアジア各国に購入を減らすよう呼びかけており、今年も引き続き輸出が制限される見通し。

特に中東など代替の供給源からは、豊富で質が同水準のものを安定した価格で得られるため、アジア各国はイランからの輸入が落ち込んだ分を容易に埋め合わせることができる。

国際エネルギー機関(IEA)のチーフ・エコノミスト、ファティハ・ビロル氏は、サウジアラビアの取り組みやイラクおよび米国の生産拡大のおかげで、今年の世界全体の需要を満たすことは困難ではないと指摘した。

イランの最大の顧客である中国は、2012年に21%減の日量43万8448バレルを輸入。削減幅が最大だったのは日本で、40%減の日量18万9076バレル。

韓国は36%減の15万3400バレル、インドは1.7%減の31万5200バレルとなっている。

JXホールディングス(5020.T)の木村康会長によると、日本は今年にイランからの輸入を約15%抑える可能性があり、日量約16万バレルが上限になるもよう。さらに削減されることも考えられるという。

また業界筋によると、中国はイランからの購入を2013年にさらに5─10%減らす可能性がある。これは、日量で2万─4万バレルを削減することに相当する。

インドは次の会計年度に10─15%の削減を計画しており、韓国の製油所も5月までの6カ月間に前年比約5分の1減らすことになるもよう。

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