February 15, 2013 / 2:02 AM / 7 years ago

アメリカンとUSエアが110億ドル規模の合併、世界最大の航空会社に

[14日 ロイター] アメリカン航空とUSエアウェイズ・グループLCC.Nは14日、合併計画を発表した。実際の統合には当局の認可や、予約など両社の複雑な業務システムの融合が必要となる。

2月14日、アメリカン航空とUSエアウェイズ・グループは合併計画を発表した。写真は両社機。ワシントンで2012年4月撮影(2013年 ロイター/Kevin Lamarque)

統合新会社の時価総額は110億ドル。輸送実績(有償旅客距離)では現在首位のユナイテッド・コンチネンタルUAL.Nを2%上回り、世界最大となる。

新会社はアメリカン航空の名を冠し、主要労働組合を含むAMRAAMRQ.PK(アメリカン親会社)の債権者が72%を取得する。残りの28%についてはUSエア側の株主が保有株1株当たり新生アメリカン航空の普通株1株を取得する。すべて株式交換・取得での合併となる。

新生アメリカン航空の最高経営責任者(CEO)にはUSエアのダグ・パーカーCEOが就任。AMRのトム・ホートンCEOは初回年次株主総会まで会長を務め、その後パーカー氏が引き継ぐ。

2012年のデータを基に試算した新生アメリカンの売上高は約390億ドルとなり、ユナイテッド・コンチネンタルのおよそ370億ドルを上回る。

AMRとUSエアは合併により、2015年に10億ドルを超える相乗効果を見込んでいる。また、経営統合に伴う一時費用として3年間で12億ドルを計上する見通しとした。

会見した両CEOは、両航空は補完できる面が多いため人員削減は主に管理職にとどまるとの見通しを示した。

パーカーCEOは、両社の900路線のうち重複するのは12にとどまっており、認可面での問題はないとの認識を示した。規制当局は過去の案件の認可条件として重複路線の切り離しを求めていた。

USエアの経営陣が新会社を運営するほか、取締役会12人のうち4人を占める。このほかAMR債権者が5人、AMR3人で構成する。

AMR債権者委員会の弁護士によると、AMR株主は再編後の株式の3.5%を受け取るが、これは3億5000万―4億ドルとなる見通し。破綻申請企業の株主としては異例の資金受け取りとなる。

アメリカン航空とAMRは2011年11月に米連邦破産法11条の適用を申請。USエアウェイズは2012年前半からアメリカン航空との合併を模索し始め、両社の合併は広く予想されていた。

合併は規制当局や米破産裁判所の承認が必要となる。

*内容を追加して再送します。

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