March 13, 2013 / 2:37 AM / 7 years ago

米グーグルがデータ誤収集で6.7億円支払いへ、38州と和解

3月12日、米グーグルは、「ストリートビュー」の撮影車両が個人情報を収集していた問題で、米38州とワシントンDCに対し700万ドルを支払うことで和解した。昨年6月撮影(2013年 ロイター/Stephen Lam)

[サンフランシスコ 12日 ロイター] ネット検索最大手の米グーグル(GOOG.O)は12日、2008─10年に同社の地図情報サービス「ストリートビュー」の撮影車両が住宅の無線ネットワークからパスワードや個人情報を収集していた問題で、米38州とワシントンDCに対し700万ドルを支払うことで州当局と和解した。これにより、3年近くに及んだ捜査が打ち切られる。

グーグルはこれまで、データ収集は試験用コンピューターコードの一部に起因するミスだったと説明。収集したデータはグーグルのどのサービスにも利用していないという。

グーグルは今回、米国内で集めたデータを最終的に破壊することに合意。また、利用者のプライバシーに関する従業員教育プログラムを実施し、無線ネットワーク上の情報の保護について周知するキャンペーンを全米規模で展開することにも合意した。

罰金700万ドルは捜査に関与した州政府に割り振られる。

非営利のプライバシー擁護団体、電子プライバシー情報センターのマーク・ローテンバーグ氏は、州の司法長官がネット上のプライバシー侵害を理由に求めた額としては米国史上で最高額と指摘する。

一方、2012年売上高が約502億ドル、純利益が107億ドルのグーグルにとっては少なすぎるとの批判もある。

グーグルは2010年、世界中でパノラマ写真を撮影する「ストリートビュー」の車両が、30カ国以上でセキュリティ保護されていない無線ネットワークからデータを誤って収集していたと発表。データの誤収集に気付いた後はデータを「分離」したと説明した。

グーグルは、欧州で回収したデータの取り扱いについて、各国と協議している。

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