March 13, 2013 / 10:57 PM / 5 years ago

次期ロシア中銀総裁に大統領側近のナビウリナ氏、金融緩和観測強まる

[モスクワ/ノボ・オガリョボ(ロシア) 13日 ロイター] ロシアのプーチン大統領が次期中銀総裁に指名したエリビラ・ナビウリナ大統領補佐官(49)は、一段の緩和を求める政権に対抗できるエコノミストとして信頼されている。

一方で、同氏の起用により、インフレと闘ってきた中銀の独立性が損なわれるとの見方も出ている。

大統領は12日、経済担当の補佐官を務めている側近のナビウリナ氏を次期中銀総裁に起用する意向を示した。議会の承認を経て、6月に退任するイグナチエフ現総裁の後任として就任する見通し。

ただ、ナビウリナ氏は金融政策面での経験が浅く、11年間にわたって総裁を務めてきたイグナチエフ氏に顧問就任を要請した。

権力批判で知られるニュー・タイムズ紙の編集者、Yevgeniya Albats氏はラジオ番組の中で「彼女(ナビウリナ氏)は、プーチン大統領に直言することを恐れない人だ」と指摘。「プーチン大統領の周囲でそうした人物は非常に少ない」と述べた。

一方、アナリストらは、経済発展相を務めていたナビウリナ氏は銀行や金融分野での経験が浅く、経済成長を志向するプーチン大統領が金融緩和圧力を強め、中銀の独立性が損なわれるのではないかと指摘する。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)の新興市場担当チーフエコノミスト、ニール・シェアリング氏は「今後数年間にわたり金融政策の独立性が高まるとの期待が、今回の指名で後退する」と述べた。

エコノミストらは、今月15日の金融政策決定会合での金利据え置き、また、今後数カ月の金利据え置きを見込んでいるが、今年下期に数回の利下げが実施されるとの見方も出ている。

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