March 29, 2013 / 3:38 AM / 6 years ago

イタリアとスペインで中小企業の支払い遅延増加、銀行セクターに打撃

[ミラノ/マドリード 28日 ロイター] イタリアとスペインでは、中小企業の支払い遅延が増えており、デフォルト(債務不履行)も増加している。中小企業の経営不振が国内銀行セクターや経済に与える影響が懸念されている。

イタリアとスペインが危機から脱却し全面的な救済を回避できるかどうかは、国内銀行がいかに健全かに左右される。

ただ、スペインの3大銀行、サンタンデール銀行(SAN.MC)、BBVA(BBVA.MC)、およびカイシャバンク(CABK.MC)の2012年の利益は、平均で60%減少した。

イタリアの国内大手2行、インテサ・サンパオロ(ISP.MI)とウニクレディト(CRDI.MI)は2012年に合わせて140億ユーロの貸倒引当金を積み上げた。

12月のスペイン国内融資の10件中1件は3カ月以上返済が遅れていた。調査会社のアクセサーによると、2月に会社更生法手続きを申請した企業は1000社以上で、前年から82%増加し、2008年以降最悪の状況になった。

イタリアでは昨年、1カ月に約1000社が倒産した。1月時点の銀行の不良債権比率は7.4%と約13年ぶり高水準で、フランスの4.1%、ドイツの3%を大きく上回る。ただ、ギリシャの2012年9月末時点の不良債権比率(22.5%)は下回っている。

イタリアとスペインの経済は今年、1.3%、1.5%、それぞれ縮小する見通しで、中小企業向け融資の焦げ付きは一段と増え、消費者向け融資や住宅ローンの債務不履行も増加が見込まれる。

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