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EUで新薬研究開発の官民共同プロジェクト、大手製薬会社が参加
2013年2月7日 / 07:52 / 5年前

EUで新薬研究開発の官民共同プロジェクト、大手製薬会社が参加

[ロンドン 7日 ロイター] 欧州で新薬研究開発の官民共同プロジェクト「欧州リードファクトリー」が始動する。大手製薬会社7社が、保有する化合物を大学の研究者や中小企業に提供、共同で基礎研究を進める。

不特定多数のプログラマーが開発に参加する基本ソフト(OS)「リナックス」の成功にヒントを得た計画と言えそうだ。

プロジェクトの規模は1億9600万ユーロ(2億6500万ドル)。欧州連合(EU)が後援する。

プロジェクトでは、大手製薬会社が少なくとも30万の化合物を提供。さらに研究者や中小企業が共同で20万の化合物を開発する計画だ。

不特定多数の研究者や中小企業が基礎研究に関わることで、新薬開発の新たな可能性を探る。

プロジェクトに参加する大手製薬会社はバイエル(BAYGn.DE)、アストラゼネカ(AZN.L)、サノフィ(SASY.PA)、ルンドベック(LUN.CO)、メルクKGaA(MRCG.DE)、UCB(UCB.BR)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ.N)の欧州子会社ヤンセン。

ドイツ、英国、オランダ、デンマークの大学も参加する。

研究者にとっては、大手製薬会社が保有する化合物を研究できるまたとない機会となる。

また、抗がん剤として開発されたものの、試験結果が思わしくなく実用化されなかった「AZT」がエイズウイルス(HIV)の初の効果的な治療薬となったケースもあり、製薬会社にとっても、有効活用できずに眠っている資産を新薬開発につなげられる可能性がある。

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