May 13, 2013 / 2:42 AM / 6 years ago

鴻海、米アップル向け事業めぐりペガトロンの追い上げに直面

[台北 13日 ロイター] 電子製品受託生産世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業(フォックスコン)(2317.TW)は、地元のライバルで売上高が自社の4分の1にとどまる和碩聯合科技(ペガトロン)(4938.TW)からの追い上げを受けている。

5月13日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業(フォックスコン)は、地元のライバルで売上高が自社の4分の1にとどまる和碩聯合科技(ペガトロン)からの追い上げを受けている。2010年6月撮影(2013年 ロイター/Pichi Chuang)

ホンハイは機器組み立てといった米アップル(AAPL.O)向けの事業が売り上げの6─7割を占めると推定されている。ただ、スマートフォン市場で韓国のサムスン電子(005930.KS)の存在感が増していることから、事業拡大に苦戦している。

ペガトロンは、アップルから「iPhone」「iPad」の組み立て受注を拡大したいと考えている。アナリストらは、同社が利ザヤ縮小覚悟で一段と挑戦的なオファーをアップルに示しているとみており、受注拡大につながっているもようだ。

ペガトロンは先週、下期に中国での人員数を最大40%増やすと発表。市場では、同社が廉価版iPhoneの唯一の組み立て企業になるのではないかとの憶測が高まっている。

ダイワ・キャピタルのアナリスト、バーディー・ルー氏は「ペガトロンはコンポーネントの供給拡大から利ザヤが改善し、一段と競争力のある価格設定が可能となっており、ホンハイにとっては長期的なリスクだ」と指摘。「ホンハイの利ザヤが確実に上昇傾向にあるということはない」と述べた。

トムソン・ロイター・エスティメーツによる13人のアナリスト調査では、ホンハイの第1・四半期純利益は187億6000万台湾ドル(6億3824万米ドル)と予想されている。ホンハイの第1・四半期純利益は週内に発表される予定。

これは、前年同期と比べて26%増だが、過去最高となった前四半期の369億7000万台湾ドルのほぼ半分の水準だ。

ホンハイは人件費の上昇で利ザヤが縮小しており、人件費が比較的安い中国内陸部に製造拠点を移している。

純利益の増加にもかかわらず、ホンハイの1─3月期売上高は19.2%減少した。

一方、ペガトロンの1─3月期売上高は前年同期比29%増、純利益は81%増の23億1000万台湾ドル(7859万米ドル)だった。

同社は現在、iPhone4SやiPhone4といったアップルの旧モデルのほか、iPadミニを生産している。

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