November 13, 2014 / 6:37 AM / 4 years ago

海外で新たに死者、ホンダがタカタ製エアバッグでリコール

 11月13日、ホンダが世界で約17万台リコールを発表、原因は運転席側に設置されたエアバッグの不具合。写真はホンダ車に搭載されているタカタ性のエアバッグ、10日に撮影(Yuya Shino)

[東京 13日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は13日、タカタ7312.Tが製造した運転席側エアバッグの欠陥により、小型セダン「シティ」など約17万台を北米を除く世界でリコール(無償の回収・修理)すると発表した。

今年7月にマレーシアでエアバッグ作動時に飛散した金属片により運転手が死亡する事故が発生、リコールに踏み切った。

ホンダによると、今年7月27日にマレーシアで同型のエアバッグを搭載する2003年モデルの「シティ」が衝突事故を起こした際、運転していた女性が死亡した。エアバッグが作動した時にインフレーター(エアバッグを膨らませるためのガス発生装置)と呼ばれる部品の破片が飛び散り、女性の体に刺さったことが死亡原因と断定された。

タカタ製エアバッグの異常が関連しているとみられるホンダ車での死者は、これで5人となった。

ホンダと国土交通省の説明によると、米ジョージア州にあるタカタのラグランジェ工場で製造されたエアバッグは、ガス発生剤の湿度管理が悪かったため、インフレ―ター内部での圧力が異常に高まり、作動時にインフレ―ターが破損して破片が飛び散るおそれがあるという。問題のインフレ―ターは同工場で2001年11月から03年11月まで約2年間製造されていた。

今回のリコールでの対象車はシティのほか、軽自動車「ザッツ」や乗用車「フィットアリア」など世界で計5車種。リコール対象地域は日本が7万0797台と最多で、欧州が3万0772台、アジア・太平洋で4万1340台、中国で2万1917台などとなっている。北米は含まれていない。

タカタ製エアバッグをめぐっては、昨年4月以降にホンダ、トヨタ自動車(7203.T)などが相次いでリコールを実施、対象台数はこれまでの約6年間で世界で1700万台規模に上っている。今回の事例はこれまでの原因と異なるため、同じガス発生剤を使っている他社の車にもリコールが広がる可能性がある。

*内容を追加して再送します。

白木真紀

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