June 5, 2015 / 2:22 AM / in 5 years

米Tモバイルとディッシュ合併、実現すればスプリントも行動必要に

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米携帯電話大手TモバイルUSTMUS.Nと衛星放送大手ディッシュ・ネットワーク(DISH.O)の合併が実現すれば、ソフトバンク(9984.T)傘下の米スプリント(S.N)は資産売却もしくは提携に乗り出さざるを得なくなりそうだ。

 6月4日、米携帯電話大手TモバイルUSと衛星放送大手ディッシュ・ネットワークの合併が実現すれば、ソフトバンク傘下の米スプリントは資産売却もしくは提携に乗り出さざるを得なくなりそうだ。ニューヨークで撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

関係筋がロイターに明らかにしたところによると、Tモバイルとディッシュは合併交渉の初期段階にある。

ディッシュは携帯電話用の周波数帯を多く保有しており、業界4位のTモバイルは、同3位のスプリントにとって手ごわい相手となる見通しだ。

スプリントは契約者の減少を食い止め、バランスシートを改善する計画を進めている最中。契約者獲得や無線ネットワークの更新にキャッシュを費やしている。

モフェットネサンソンのアナリスト、クレイグ・モフェット氏は「(スプリントにとって)良い選択肢はなくなりつつある」と指摘。スプリント自身がTモバイル買収に再び乗り出すかもしれないとの見方を示した。

スプリントは昨年、Tモバイル買収を目指したが、米規制当局の承認を得る見通しが立たないことから断念した経緯がある。問題はあらためて挑戦できるかどうかだが、ビジネス志向の共和党候補が勝利するとの期待を抱きつつ2016年の米大統領選まで待つのが理想かもしれない。

モフェット氏は「そうしたチャンスを得る前にTモバイルが買収されれば、スプリントにとっては苦痛の世界となる」と述べた。

このほか、多額の負債を抱えるスプリントは保有する周波数帯資産を売却する可能がある。

また、アナリストによると、テレビではなくオンライン機器で動画を楽しむ人が増えるなか、有料放送テレビとワイヤレス産業の融合が進んでおり、スプリントはケーブルテレビ会社と組んでワイヤレス市場への参入を目指す可能性もある。

スプリントからは今のところコメントを得られていない。

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