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今日の株式見通し=続落、米株急落・円急伸を嫌気 押し目買い機運も
May 17, 2017 / 10:42 PM / 7 months ago

今日の株式見通し=続落、米株急落・円急伸を嫌気 押し目買い機運も

[東京 18日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続落となる見通し。前日の米ダウが372ドル安と急落したことや、一時1ドル110円台半ばまで円高に振れた為替が重しとなり、幅広く売りが先行するとみられている。米政権の不透明感が意識される一方、良好な企業業績を支えとした押し目買いも見込まれ、安値圏でもみ合いを続けるとも予想されている。

日経平均の予想レンジは1万9450円─1万9750円。

トランプ米大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に、辞任したフリン前大統領補佐官に対する捜査を中止するよう要請していたことが明らかとなった。米国の政治的な混乱が投資家心理を悪化させている。大型減税や景気刺激策などの政策期待も後退し、米主要株価3指数はそろって急落。ナスダック指数.IXICの下げ幅は英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まった後の昨年6月24日以来で最大となった。バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)が6%近く下落するなど、銀行株の下げがきつい。

米大統領が議会から弾劾される可能性があるとの憶測が重なり、円買いも進行。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万9455円。大阪取引所の夜間終値は1万9480円を付けている。序盤の東京市場で日本株は大幅調整を余儀なくされる公算が大きい。

一方、日経平均の予想PER(株価収益率)は17日時点で、14.20倍まで低下。米大統領選の開票速報を受け大幅安となった昨年11月9日以来、半年ぶりの低水準となっている。

すでに発表が一巡した国内企業の今期の業績見通しは増益基調となっている。想定為替レートも対ドルで110円に設定している企業が多く、トヨタ(7203.T)は105円としている。リスク回避の円買いが一巡すれば、好業績銘柄を中心に押し目を拾う投資家の動きも期待できる。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「米国の政治混乱の影響は免れず弱い一日となりそうだが、日本株の過熱感は解消される。きょうのところはスピード調整が進展するとの意味合いでの下げとなりそう」と話す。

きょうは国内では1―3月国内総生産(GDP)速報(内閣府)が公表される。市場予想を上回る内容となれば、日本株の下値を支える材料となりそうだ。海外では米4月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、 米5月フィラデルフィア地区連銀業況指数などが公表される予定となっている。

    前営業日終値 年初来高値 年初来安値

    日経平均.N225      19814.88 19998.49 18224.68

    -104.94 2017年5月16日 2017年4月17日

    シカゴ日経平均先物6月限 19455(円建て)

    *内容を追加して再送します。

    長田善行

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