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今日の株式見通し=一進一退、米経済指標にらみで手掛けにくい局面
2017年5月31日 / 22:44 / 6ヶ月後

今日の株式見通し=一進一退、米経済指標にらみで手掛けにくい局面

[東京 1日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、一進一退の展開が想定されている。前日の米国株安や、1ドル110円台後半と円高基調を継続する為替相場が日本株の重しとなるとみられる。日中は押し目買いに支えられる場面も見込まれるが、米5月ISM製造業景気指数など重要経済指標の発表を控え、手掛けにくさも意識されている。

日経平均の予想レンジは1万9550円─1万9750円。

米国株式市場では、主要3指数がそろって小幅に下落した。JPモルガン(JPM.N)とバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N)の厳しい業績見通しを受け、金融株が軟調に推移。トランプ米大統領の政策期待が後退する中、デフェンシブ関連が上昇する展開だった。

4月の米中古住宅販売仮契約指数が市場予想に反して2カ月連続で低下したことを受け、米長期金利も低下した。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万9670円。大阪取引所の夜間終値は1万9680円と、いずれも現物株の前日終値と比べ小高い水準にあるが、東京市場では米国の金融株安や米長期金利の低下を背景に、銀行株などが軟調な滑り出しとなるとみられている。

このところ日経平均は25日移動平均線(1万9609円14銭=31日終値)近辺で下げ渋る動きをみせている。為替にらみの展開が続く中で、引き続き同線が下値のめどとして意識されそうだ。

ただ市場からは「ここしばらく市場予想を下回る米経済指標が相次いでいる。5月のISM製造業景気指数が3カ月連続の低下となれば、米景気の先行きに対する慎重な見方が強まることが見込まれ、売りも買いもにしにくいところ」(SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏)との声も出ている。

米国では5月の自動車販売台数やADP全米雇用報告などが公表される予定。週末には雇用統計の発表も控えており、為替に左右されがちな景気敏感株の物色は手控えられやすい。一方、ゲーム関連やフィンテック関連などのテーマ株、小型材料株に対しては、引き続き短期資金による循環物色が見込まれている。

きょうは国内では1─3月法人企業統計(財務省)が発表されるほか、原田日銀審議委員による講演・会見も予定されている。海外では中国の5月製造業PMI(財新)なども公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19650.57 19998.49 18224.68

-27.28 2017年5月16日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物6月限 19670(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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