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五輪取材ノート:略語だらけの競技場、開幕直前も現場は手探り   

 東京五輪の開幕を控え、記者がPCR検査を受けに出向いた国立代々木競技場。7月20日、東京で撮影(2020年 ロイター/Shiho Tanaka)

[東京 22日 ロイター] - 東京五輪の開幕直前、記者に義務付けられたPCR検査を受けに赴いたところ、会場の国立代々木競技場で英字略語の「森」に迷い込んだ。

「PSAはこちら」。到着してまず目に入ったのはこの貼り紙。いったい何だと大会組織委員会のホームページで調べると「歩行者スクリーニングエリア」だという。手荷物検査を受け、検温し、身分証をチェックされた。要は入場検査だった。

「ACP」を経て会場内に入っても「VOC」や「VSCC」と大きな表示はあるが、英語の説明すらなく何の略か分からない。肝心のPCRの3文字は見つからず、PSAの係員や警備員、ボランティアスタッフに尋ねても、親切に対応してくれるが誰も答えられない。組織委から情報が伝わっていないのか、準備不足のまま手探り状態で本番に突入する現場の混乱を感じた。

競技場内を探し回ること小一時間。やっと見つけた検査場はPSAのすぐ近くという落ちだった。手書きで「PCR」と書かれたA4の紙が貼ってあった。

ちなみに上記の略語は、組織委のHPによると「通行書チェックポイント」、「会場運営センター」、「会場警備センター」のことだそうだ。

(田中志保)

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